2012年3月9日金曜日

中筋山手古墳群1号墳

宝塚市史跡。天神川左岸に分布する5基からなる古墳群で、中筋山手古墳群と呼ばれている。1号墳は直径約15m、高さ約3mの円墳で南に開口する横穴式石室がある。全長7.6m、玄室幅2~1.5m、高さ2.2mの花崗岩で築かれた両袖式で、玄室は奥ほど狭くなっていて視覚効果を狙っています。側壁にはわずかに持ち送りが見られます。六世紀末~七世紀初頭の築造です。保存状態は良好でこの地域の典型的な古墳です。昭和51年に学術調査が行われたが、横穴式石室の中に耳環みみわ8点があり、4人が葬られていたことが分かっている。
所在地:宝塚市中筋山手二丁目8番地(西林公園内)阪急中山駅の北600m

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