この古墳は古墳時代中期の前方後円墳で東西に主軸を置いている。現在は現在は後円部に須佐男神社が祭られている。原形を失っているが、周壕は旧状を保っていると思われる。古墳の規模は全長で約40mで、後円部が以上に大きいいわゆる帆立貝式古墳です。この墳形は珍しいもので周辺部の古墳では伊丹市の御願塚古墳が帆立貝式古墳の典型として知られています。また北方200mには大塚山古墳、南西には池田山古墳(消滅している)、南1㎞には御園古墳等の前方後円墳があり、先の御願塚古墳と共に稲野古墳群を形成している。
所在地:兵庫県尼崎市南清水
最寄駅:JR猪名寺駅
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