2012年3月8日木曜日

郡山宿本陣(椿の本陣)

郡山宿本陣(椿の本陣)は江戸時代に、西国大名等が宿泊した旅館で、国の史跡指定を受けています。御成門(おなりもん・入口)を入ると、見事な椿の木があったので、通称『椿の本陣』とも呼ばれています。
京都と西宮を結ぶ西国街道のほぼ真ん中にあり、『摂津郡山駅本陣』といいますが、御成門(正面入口)の脇に、椿の老樹が美しい花を咲かせていたので、誰いうことなく“椿の本陣”と呼ばれるようになりました。
建物は、享保3年(1718年)に類焼にあい、宿帳を除き貴重な古記録はなくなりましたが、3年後の享保6年(1721年)に再建されて以来、およそ280年間そのままの規模で残されています。
宿帳に残されている宿泊者の中には、忠臣蔵で有名な赤穂(あこう)城主浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が、元禄10年から同14年(1697年~1701年)まで毎年宿泊した記録が残されています。この度、平成の大修理を行い、公開のための展示施設なども設けられました。
所在地
宿川原町3-10
阪急バス 郡山団地行き 宿川原下車 西へ徒歩2分







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