2012年3月8日木曜日

坐摩神社(陶器神社)

正式な読み方は「いかすりじんじゃ」だが、一般には「ざまじんじゃ」と呼ばれることの方が多い。
当社の創祀には諸説がありますが、神功皇后が新羅より御帰還の折、淀川南岸の大江、田蓑島のちの渡辺の地(現在の天満橋の西方、石町附近)に奉祀されたのが始まりとされています。平安時代の「延喜式」には攝津國西成郡の唯一の大社と記され、産土神として今日に至っています。また、朱雀天皇の御代、天慶2年(939)以来祈雨11社中に列し、以後たびたび祈雨〔雨乞い〕のご祈請・奉幣に預かりました。
天正10年(1582)豊臣秀吉の大坂築城に当たり替地を命ぜられ、寛永年間現在地に遷座されました。現在の鎮座地名を渡辺と称するのも、元の地名が移されたもので、全国の渡辺・渡部等の姓の発祥の地でもあります。旧社地と伝えられる石町の御旅所には現在当社の行宮が鎮座されています。
明治元年(1868)の明治天皇大阪行幸の際には当社に御親拝なされ、相撲を天覧されました。
昭和11年(1936)官幣中社に列せられた際に御造営された壮麗な御社殿は昭和34年(1959)に鉄筋コンクリート造で戦前の姿のままに復興されたものです。

TEL 06-6251-4792
FAX 06-6251-4425
所在地
大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目渡辺3号





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