2012年6月29日金曜日

大阪三大夏祭り

大阪三大夏祭りは、大阪府大阪市で開催される天神祭愛染祭、住吉祭の3つの夏祭りを合わせた呼び方のこと。
○概要
大阪市天王寺区の四天王寺支院・愛染堂 勝鬘院の愛染まつり、大阪市北区の大阪天満宮の天神祭、大阪市住吉区にある住吉大社の住吉祭が大阪三大夏祭りとされる。毎年6月30日、日本中で一斉に夏越しの大祓えが行われるので、その日からの祭りを夏祭りと定義すると、関西では愛染まつりを皮切りに数々の夏祭りが開催され、天神祭でピークを迎え、住吉祭でしめくくるとされる。「あい(=愛)すみ(=住)ません(=天)」という言葉の語源となったという説が、大阪三大夏祭りの3つの覚え方として知られる。大阪は特に夏祭りが多く、この1ヶ月の間に大小かかわらず幾つもの祭事が行われるが、地域的な氏子組織が主催している夏祭りではなく、特にマスコミ、全国紙などメディアで積極的に紹介されたりニュース記事として取り上げられ、各方面からの参詣者が集まるこの3つの祭りが大阪三大夏祭り、浪花三大夏祭りと呼ばれる。6月下旬吉日~25日の約1ヶ月間の長きに渡って諸行事が行われる天神祭は日本三大祭りの一つにもあげられる程有名である。また愛染まつりのみ寺院による夏祭り(夏越し大祓え)を行うのは、明治政府による神仏分離令によって神社と仏閣が明確に色分けされる以前(神仏習合時代)の流れを汲むものとされ、特に神社の夏祭りと内容は相違なく同格、もしくは聖徳太子の誓願によって始められたという四天王寺僧侶が行う夏越の大祓え(厄除け祈願大法要)は歴史的財産として、民俗学の面からも貴重な伝統行事として扱われている。
愛染祭(6月30日~7月2日)
天神祭(6月下旬吉日~7月25日・中心は7月24・25日)
住吉祭(7月20日~8月1日・中心は7月30日~8月1日)

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