2013年4月25日木曜日

千利休屋敷跡

阪堺電気軌道宿院駅を降りて徒歩約1分、細い通りを入ったところに、わび茶を大成した千利休が生まれた屋敷跡と、茶の湯に常用していたといわれる椿井がある。千利休は大永2年(1522)、堺の裕福な町衆魚屋「ととや」の長男として生まれた。17歳の時、北向道陳(きたむきどうじん:1504-1562)に茶湯を学び、後に武野紹鴎(たけのじょうおう:1502-1555)に師事。同じく堺の豪商・今井宗久の推薦で、織田信長や秀吉の茶頭として仕えた。北野の大茶会を取り仕切るなど、天下一の茶匠として権勢を振るったが、天正19年(1591)2月28日、秀吉の怒りをかって自刃した。享年70歳だった。現在の茶道千家の始祖で、今も茶聖として敬われている。
所在地:〒590-0958大阪府堺市堺区宿院町西1-17-1 
TEL:072-233-5258
料金備考 : 柵外見学自由
その他:駐車場(なし)




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