2013年4月29日月曜日

打上古墳群

打上の周辺には、古くから多くの古墳があったといわれています。江戸時代の『河内名所図会(観光ガイドブックのようなもの)』には、「八十塚同村にあり由縁不詳、八十は其数の多きをいふ」と紹介されています。打上には、高塚・ほり塚・ぬめり塚・から塚などという「塚」の名前のついた地名が多くみられます。これらのことから、かつて打上には多くの塚(古墳)が存在していたことがうかがえます。しかし、ほとんどの古墳は、耕地などをつくるために消滅してしまったようです。明和小学校前バス停横にある多くの花崗岩の巨石は、かつてこの付近に散在していた古墳に使われていた石材を集めたものと考えられます。
寝屋川市打上







0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。