2014年12月22日月曜日

中天游邸跡

游邸は、23歳から江戸で古賀精里に儒学を、大槻玄沢の芝蘭堂で蘭方医学を学び、京都で芝蘭堂四天王の1人、海上随鴎(稲村三伯改め)から教えを受け、1817(文化14)年に35歳のとき、この地で開業した。思々斎塾という蘭学塾を開き、自らもエレキテルの研究家橋本吉宗の絲漢堂に出入りして、師の晩年の世話もした。のちに適塾を開いた緒方洪庵は、1825(文政8)年から1831(天保2)年に江戸に出るまでの5年間、中ノ島の備中(現岡山県)足守藩の藩屋敷から思々斎塾に通ったと言う。
所在地:大阪府大阪市西区京町堀2-9(花乃井公園(旧江戸堀中公園)の中)
最寄駅:大阪市営地下鉄中央線・千日前線阿波座駅徒歩7分



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