2015年5月1日金曜日

長圓寺

○寺院・諸堂来歴
長圓寺は慶長11年(1606)、巌蓮社照誉上人により開山される。昭和20年(1945)3月13日の大阪大空襲にて伽藍を焼失。当時の住職が庫裏を建て本堂建立に尽力するものの、思うように再建成らず、縁ある寺院に助力を依頼したところ、生玉組大宝寺住職の紹介により千日前法善寺と縁を結ぶこととなった。昭和30年(1955)頃のこととされる。千日前法善寺も空襲により伽藍を焼失しており、金毘羅堂・庫裡等は再建できていたが、本堂は未着手であったため、長圓寺境内を法善寺の飛び地境内と位置づけ、昭和35年(1960)頃、そこに本堂を建立。以上のような経緯を経て、長圓寺は法善寺別院としてその法灯をつぐこととなった。
所在地:大阪市天王寺区生玉寺町4番29号


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